1980年に当時のソ連（現在のロシア）で行われたモスクワオリンピックにおいて、タリン（現在はエストニア共和国の首都）で開催されたレガッタ（ヨット競技）のみのキャラクターで、アザラシの赤ちゃんという“ヴィグリ”のヴィンテージフィギュアです。

モスクワオリンピックと言うとミーシャがとても有名ですが、ヴィグリのこの無邪気すぎる表情をひっくるめた愛くるしさ具合は、ミーシャに勝るとも劣らないと個人的には思います。（キルティングの上着もとてもお洒落です。）
しかも1980年のモスクワ大会は、日本はアメリカら西側諸国とともにボイコットして参加しなかったため、おそらくこのヴィグリ自体ほとんど知られていないと思いますし、もちろんミーシャと比べてもかなり珍しいので、めったにお目にかかることのできない稀少なフィギュアだと思います。


素材は弾力のある固めのスポンジのような質感です。スポンジタイプは経年によるかたちの変形が見られたり、割れてしまっていたりと、基本的に劣化が出やすいアイテムのため、状態のいい物は少ないです。
サイズを明記しておきます。全高：約140mm × 幅：約65mm × 奥行き：約55mm

状態は、40年以上もの長い年月を経ているかなりの年代物で上記したように劣化しやすいスポンジ製ということもあり、足の付け根部分に経年劣化による裂けが見受けられます。（※7枚目写真参照 ディスプレイする分にはほとんど目立ちませんし、ちゃんとまっすぐ自立もできます。）それ以外にも経年劣化による若干の汚れや小傷、変色、擦れ等が見受けられますので、その点ご理解の上、ノークレームノーリターンでお願いいたします。